参院財政金融委員会で自民党の三宅伸吾氏の質問に答えるみずほ銀行の佐藤康博頭取=21日午前、国会・参院第41委員会室【拡大】
この日の参院財金委でもこうした疑問点に質疑が及んだが、佐藤氏は「自行の債権という認識が浅かった」と従来の説明を繰り返し、議論は深まらなかった。
集中審議には、全国銀行協会の国部毅会長(三井住友銀行頭取)ら、金融業界の3団体の代表も招致された。国部会長は、取引から反社会的勢力を完全に遮断する難しさに触れ、「警察などの関係当局との連携強化が重要だ」と述べた。参考人はほかに、日本証券業協会の稲野和利会長、日本クレジット協会の大森一広会長。
大手銀行5グループでは、信販会社との提携ローン以外の銀行本体による融資にも反社会的勢力との取引があったことが発覚。問題は広がっており、参考人は各業界での反社会的勢力排除の取り組みを説明した。