現在では、エレクトリックギターやドラム、サクソフォン、トランペット、バイオリンなどの楽器に加え、ゴスペルコーラスやポップスコーラスなど、37コースのバラエティー豊かな教科(一部地域によっては開設していない教科やコースもある)を設置、約11万人が在籍している。30~60代が均等に在籍しており、男女比率は男性が約4割。
「音楽教室に通い始めたきっかけを聞くと、テレビや映画の影響もあるが、意外と多いのが仲間を増やしたい、人間的に豊かなになりたいという理由で、在籍者数の約7割がレッスンを始める時点でその楽器を演奏したことがない人だ」と、教室普及部音楽教室企画課の野村幸代リーダーは説明する。
レッスン科目で人気なのは、ピアノ、サクソフォン、ドラム、フルート、バイオリンの順。最近は、アンサンブルを楽しみたいという方に、ストリングアンサンブルやウィンドアンサンブルなどのコースが人気。ボーカルやゴスペルなども上位にランクインしている。