コーセーの高付加価値ライン「コスメデコルテ」では6000円以上の赤系口紅が特に人気だ=東京都中央区の松屋銀座【拡大】
資生堂のグローバルブランドの赤い口紅は8月の発売以来、計画比で2桁増の売れ行きを見せている。コーセーの高付加価値ブランド「コスメデコルテ」では、平均単価約2倍の1本6300円の口紅が売れ筋だ。「赤系の新色は売り切れになるものもある。近年にない売れ行き」(コーセー)という。
その勢いは唇だけには止まらない。口元の美容意識の高まりを受け、歯周病や口臭対策、歯の美白のため機能を強化した高単価歯みがき粉が人気を集めている。
ライオンの調べによると、今年1~10月の歯みがき粉市場では、250円未満の低価格帯が前年同期比で5%減少する一方で、500円以上は7%、1000円以上は17%それぞれ増加。その中でもホワイトニング成分を配合した「美白」カテゴリーは19%増と特に好調だ。同社は「安さより“効果”を求める女性を中心に需要が伸びている」と分析する。