≪インタビュー≫
□西垣 和俊社長
■提案・開発重視へ商品、素材研究
--提案と開発を重視している理由は
「うちは、父が経営していた靴下会社から独立して設立した会社。受注するためには違うことをやらなければならなかった。うちから提案し、新しい商品を開発していった。ただ、提案し開発するためには、商品をよく知り、素材もよく知り、編み方も研究しなければならなかった。これからも、国内でものづくりをするためには、開発することが一番大事なことだと思っている」
--「歩きING」はヒット商品になった
「スポーツやウオーキングをする人向けに開発した。最新作の『エコノレッグ バリエ』には、東レオペロンテックスと共同特許申請している滑り止め機能もある。これを奈良県工業技術センター(現・奈良県産業振興総合センター)で一般的なパイル靴下などと比較して歩行実験したところ、『エコノレッグ バリエ』の方が歩幅が広くなり、歩くスピードが上がるという結果が出た」
--「地球を大事に 環境を大切に」を合い言葉にしている
「会社のテーマで、自社の商品を開発していくうえでのコンセプト。できるだけ天然素材を使い、体にやさしい商品を作るようにしている。綿素材の靴下『エコノレッグ』が1999年にエコマーク認定され、その後『自然と体にやさしい』をコンセプトに『エコノレッグ』を総合ブランドにした」
--日本一の靴下の生産地を維持、発展させるために今後必要なことは
「産地機能を維持するには、下請け企業や、いろんな関連業種がなくならないようにすることが必要になる。そのためには、奈良の靴下が売れなければ無理。それぞれの会社が、奈良の靴下の良さをアピールできるような商品を開発し、売ることが重要ではないか」
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