グリーンロードモータースが手がけるEVスポーツカー「トミーカイラZZ」=大阪市北区(柿平博文撮影)【拡大】
京都大学の大学院生らが設立したベンチャー企業、グリーンロードモータース(京都市左京区)は、このほど第三者割当増資と融資により約6億円を調達した。調達した資金は電気自動車(EV)のスポーツカー「トミーカイラZZ」の量産に充てる方針だ。
三菱UFJキャピタルなど、ベンチャーキャピタル(VC)4社を引受先とした第三者割当増資で約4億円を調達。残る約2億円は日本政策金融公庫が長期融資した。
調達資金は、開発したEVの車台を海外向けに販売する事業にも資金を活用する。すでに新興国の自動車メーカーなどから打診があるという。
グリーンロードモータースは今年5月に1台800万円(税別)でトミーカイラZZの予約受け付けを開始。