松坂屋上野店は、店内の商品をタブレット端末で撮影して顧客に売り込む=東京都台東区【拡大】
三越伊勢丹ホールディングスマーケット・開発部の新規事業開発担当、三原圭子マネジャーは御用聞きの強みをこう強調する。郊外型SCとの競合で苦戦する地方店でも、差別化の武器になると考えており、「日本橋でサービスを確立し、全国の店舗に拡大する」(三原マネジャー)構えだ。
松屋銀座も来年4月、東京都中央区に完成予定の高級分譲マンションの住居者向けに御用聞きサービスを提供する。当初は食品の宅配のみの予定だが、「高齢化が進み、需要拡大が広がる分野」(同社)と見込み、サービスの拡大も検討する。
松坂屋上野店は、10月下旬から店頭での御用聞きを始めた。従業員がタブレッド端末で売り場を写し、客が好みの商品を選ぶことができる。