ホンダは3日、11月22日に発売した軽自動車「N」シリーズの第4弾「N-WGN(エヌワゴン)」の累計受注台数が、12月1日までの10日間で1万2984台に達したと発表した。月間販売目標(1万2000台)を既に上回るペースで伸びており、上々の滑り出しとなった。
エヌワゴンはハイトワゴンと呼ばれる車高がやや高めのタイプで、燃費性能はガソリン1リットル当たり29.2キロ。室内の広い軽ワゴンタイプで先行するスズキの「ワゴンR」(30.0キロ)には及ばないが、衝突回避支援システムなどの安全装備に加え、加速の良さや走行安定性をバランス良く備えたのが特徴だ。
スズキが18日に発売する新型「アルト エコ」(35.0キロ)が8月発売のダイハツ工業「ミライース」(33.4キロ)を抜いて燃費首位を奪還するなど、軽自動車の低燃費競争は激化している。
エヌワゴンの開発責任者である本田技術研究所の人見康平主任研究員は「燃費だけに集中すると安全性や乗り心地がおろそかになる」と過熱する競争に疑問を投げかけている。