ソニーは他社に先駆けて開発に着手。世界シェアは約3割とトップで、米オムニビジョンや韓国サムスン電子を引き離す。自社製品に搭載して差別化につなげているほか、全体の約8割を外販(CCDを含む)。ライバルである米アップルの「iPhone(アイフォーン)」向けなどにも供給している。
昨年から約800億円を投じて長崎県の工場を増強。ソニー全体の生産能力を月4万5000枚から6万枚に引き上げた。さらに中長期的には7万5000枚に引き上げる目標だ。現在、デジカメ市場は縮小しているが、スマホ向けのほか、車載カメラ向けなどで「今後もセンサーの需要は拡大が続く」(ソニー)とみている。
一方、ソニーは4日、根上工場(石川県能美市)のカメラ向け配線基板を生産する製造設備や建屋を、半導体組み立てのジェイデバイス(大分県臼杵市)に売却することを明らかにした。売却額は公表していない。