店内には150台超のスポーツ自転車がズラリ。中でも目を引くのは、フレームだけで1台147万円(税込み)というカナダ・サーヴェロ社が手がけた“超”高級車だ。軽い炭素繊維を使い、熟練職人が手仕上げした操作・耐久性に優れた逸品で、ハンドルや変速機などを組み込み完成させると、220万円にもなるという。
かっこいいヘルメット、個性的なウエアなどおしゃれグッズも充実し、店舗の品ぞろえも拡大中。「他店との相乗効果を期待している」と、ベックオンの金森孝憲店長は需要の高さを見込んでいる。
女性市場に熱視線
高級自転車はパーツを吟味し、愛車に手を加える“機械いじり”好きの男性ユーザーが中心だった。だが、今やメーカーや販売店が注目するのは女性客だ。