“超高級自転車”が人気のワケ おしゃれグッズも充実、狙いは女性客 (4/4ページ)

2013.12.9 06:00

冷めない自転車ブーム。フレームだけで147万円、完成品は220万円という高級自転車も登場している=大阪市中央区の「ベックオン」(村本聡撮影)

冷めない自転車ブーム。フレームだけで147万円、完成品は220万円という高級自転車も登場している=大阪市中央区の「ベックオン」(村本聡撮影)【拡大】

  • フレームだけで147万円、完成品になると220万円という超高級自転車=大阪市中央区の「ベックオン」(村本聡撮影)

 20~30代女性の人気を集めるのはイタリアやカナダ製の輸入車で、売れ筋は4万~6万円。もっと高額な電動アシスト付き日本製品の売り上げも伸び、ここ数カ月の販売台数は月1割のペースで増えているという。

 イベントで集客

 市場の成長を支えるのは製品だけではない。自転車で出かけるツアーなどの関連イベントだ。「サイクルモードインターナショナル」でも自転車ツアーの紹介コーナーが大にぎわい。関西では六甲山や淡路島(ともに兵庫県)をめぐるツアーが人気といい、サイクルモードインターナショナル実行委員会の川辺圭祐さんは「自転車で色んな世界に出かけて楽しもうとする人が増えている」。

 自転車の魅力をより引き出そうと、業界はイベントや企画にも知恵を絞る。アイデア合戦が市場の活気を継続させているようだ。(田村慶子)

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