川崎重工、Ｂ７８７増産に対応　愛知・弥富に派生型機向け新工場 (2/2ページ)

　川崎重工が担当する胴体構造部位については、世界初の全複合材製の一体成形胴体を採用するなど、革新的な生産技術を多数導入している。

　川崎重工はＢ７８７向け製品の名古屋第一工場北工場を０６年７月に、また増産用の同南工場を１０年３月に建設し、生産を進めている。

　今回の新工場建設は、さらなる増産と、派生型機の生産開始に向けて、生産能力の増強を行うものとなる。