航空会社間の航空連合【拡大】
世界3陣営の国際的な航空連合のうち、アメリカンは日航と同じ「ワンワールド」、USエアは全日空と同じ「スターアライアンス」の一員だ。もう一つの「スカイチーム」も含め、各陣営は共同運航やマイレージの共通化などで利用者の囲い込みを世界規模で進めてきた。
日航はアメリカンと11年から共同事業を展開。共同運航だけでなく、運賃やダイヤの調整でも歩調を合わせるなど親密な関係を築いている。新生アメリカンの誕生に伴い、日航が受ける恩恵は大きい。USエアが強みを持つ米国内の路線網を活用することで「利用客の乗り継ぎの利便性が向上する」(広報)と期待を膨らませる。
全日空は09年から、USエアと日米間や米国内で共同運航を行ってきた。今回の合併でアメリカンが存続会社となり、新生アメリカンはワンワールドに所属する見通しのため、全日空とUSエアは共同運航を解消する方向で調整している。