□「TOMODACHIサマーコカ・コーラホームステイ研修プログラム」
■被災体験の「語り部」米での共感に勇気
「このプログラムに参加して私は変わった。今、東北の学生が熱いということを全国のみなさんに知ってほしい」。東日本大震災で被災し、地元南三陸町の仮設住宅に暮らす田畑祐梨さん(宮城県志津川高等学校3年)は、この夏、東北の高校生を米国に派遣する「TOMODACHIサマー2013 コカ・コーラホームステイ研修プログラム」に参加した。
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「今、東北各地の学生が復興活動に自主的に取り組んでいる。自分も今年の3月11日に『まずもって、かだっからきいてけさいん』という学生団体を立ち上げた。これは地元の方言で『ひとまず、お話をするので聞いてください』という意味。話を聞いてから見るのと聞かないで見るのとでは、同じ景色でも見え方が違う。そこで仲間とともに被災体験を語る『語り部』の活動を始めた」
その後7月に「TOMODACHIサマー2013」に参加。「滞在先では英語がなかなか通じずに苦労した。でも、自分の被災体験を一生懸命に伝えた。ホストファミリーは涙を流しながら熱心に聞いてくれ、力強くハグしてくれた」。今ではこの体験が語り部活動のさらなる原動力になっているという。
「互いに伝えようとする気持ちと、知ろうとする気持ちがあれば、そこに共感が生まれて通じ合えることをこのプログラムを通じて実感した」
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■東北の高校生300人を米国に派遣
先月10日、「TOMODACHIサマー コカ・コーラホームステイ研修プログラム」の報告会が仙台市内で開催された。会場には田畑さんのように今夏参加した高校生のほか、昨年の参加者や来年度の募集に応募しようと考える東北各地の中学・高校生、地域住民らが集まった。