コカ・コーラ復興支援基金が支援する「TOMODACHIサマー」は、被災した高校生を対象とした19日間のホームステイプログラム。他国の文化や社会に対するグローバルな視野の育成を支援するもので、同基金は日米両国政府と米日カウンシルが主導する震災被災地の教育支援プログラム「TOMODACHIイニシアチブ」の趣旨に賛同し、2012年からホームステイプログラムを展開している。これまでに岩手、宮城、福島の3県の高校生179人を米国に派遣し、さらに来年は121人の参加者を募る予定だ。
参加者はまずワシントンDC(米国)で国会議事堂などを訪問。「議事堂がとにかく大きくてびっくりした」「施設の説明をしてくれた日系米国人が『あなたたちに期待している』と声をかけてくれた」「リンカーン記念堂のリンカーン大統領像が今にも動きだしそうで印象に残った」などの感想が聞かれた。さらに参加者はアトランタでコカ・コーラ博物館を見学し、そのあと全米8都市に分散してホストファミリーと合流する。
「プログラムの中核をなすのがこの一般家庭でのホームステイ。参加者はステイ先で生きた英語に触れながら、経験豊かな講師による英語研修に通う。合間には近郊での小旅行や地域活動などに参加し、各地の文化を体感しながら地域住民と直接触れ合う。また、参加者にとって身近な問題でもある進学の参考にしてもらおうと、地元大学の見学も日程に入れた」とプログラム担当の吉田智子氏(日本コカ・コーラ広報・パブリックアフェアーズ本部)は話す。
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■被災体験を新たな学びにつなげる
報告会には昨年の参加者も駆けつけた。そのうちのひとり、現在大学生の男子学生は参加動機をこう話す。