【家電Watch】韓国LG電子の白物戦略(上)ユニーク製品で世界一目指す (2/4ページ)

2013.12.16 05:00

ソウル市内カンナム地区の一等地に構えられたLGの直営店

ソウル市内カンナム地区の一等地に構えられたLGの直営店【拡大】

  • 韓国・ソウル市内にあるLGエレクトロニクスの本社。写真の棟と同じビルがもう1つ並び、ツインタワーとして、知られている
  • 6通りの動きで汚れを効率的に落とすドラム式洗濯乾燥機
  • 「スタイラー」という商品、中はクローゼットのような造りで、洋服をかけておくとニオイやホコリを取り除くという
  • ドアが2重になっている冷蔵庫

 ラジオカバーを作るようになってからは、中の仕組みについても、開発をスタートし、韓国製のラジオを初めて作った。洗濯機、冷蔵庫、テレビに関しても韓国製の製品を初めて出したのは同社で、韓国国内では、まさに老舗の家電メーカーだ。

 現在のLGエレクトロニクスという社名に変更したのは、1995年。LGという社名は、何かを略しているかのように思うかもしれないが、現在は、特定の言葉を略しているわけではない。LGという言葉には、例えば、Luckey Gold star(ラッキーゴールドスター)、Localization,Globalization(ローカリゼーション、グローバリゼーション)などさまざまな意味が含まれているという。

 現在は、50社超の関連会社があり、LGグループだけで8万人の社員を有する巨大組織へと成長。グループ全体の売り上げは年間10兆円にものぼるという。

 ◆日本と違う発想

 LGエレクトロニクスが、現在日本で白物家電として展開しているのは、一部の全自動洗濯機と、お掃除ロボット「HOM-BOT」のみ。これらの製品だけでは、LGエレクトロニクスがどういうメーカーなのか、想像しづらい。実際の製品を見せてもらったところ、日本の家電製品とは全く違う発想があふれていた。

 向かったのは、ソウル市内のカンナムという繁華街(カンナムスタイルという韓国の有名な歌でもおなじみ)。日本でいうと、銀座のような高級街にLGエレクトロニクスは専門ショップを構える。ショールームのような造りだが、製品を買うこともでき、フロアには専門知識を持ったスタッフが並ぶ。

 店頭に並ぶのはハイエンドモデルばかりで、デザインはもちろん、その機能もきらびやかだ。例えば、表面が鏡面加工されたまるで冷蔵庫のような大きな製品は、その名も「スタイラー」。スーツやシャツなどを掛けておくだけで、スチームでニオイを取ったり、ちょっとしたシワ取りもできるという。

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