三菱自動車は17日、ケニアの首都ナイロビに駐在員事務所を2014年1月に開設し、市場の拡大が見込まれるアフリカで18年ぶりに事務所を復活させると発表した。日本人駐在員は当初1人でスタートするが、スタッフを順次拡大していくという。
かつて同社はアフリカに駐在員を置いていたものの、需要が伸び悩んだことなどから1996年に中断。アフリカ地域の営業活動やサービス支援はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ事務所が兼務する形で担っていた。
一方で05年にはチュニジアの地元企業と組み、年産3000台の能力を持つ現地の工場でピックアップトラックの生産を開始。日本からもスポーツ用多目的車(SUV)「RVR」「アウトランダー」などを輸出し、年間計約3万台を販売してきた。
今年7月には地元の販売代理店を集め、初のアフリカ販売会議を開催。事務所の開設で販売支援を強化するとともに、アフリカ事業の基盤整備を進めて将来の需要拡大に備える。