高島屋は26日、営業不振が続いていた和歌山店(和歌山市)を来年8月末に閉店すると発表した。ピークの平成3年には65億円を売上げたが、近隣の近鉄百貨店や郊外ショッピングセンター(SC)との競合で25年2月期の売上高は約22億円にまで落ち込んだ。高島屋が店舗を閉鎖するのは平成11年の津山店(岡山県津山市)以来15年ぶり。
一方、新宿店(東京都渋谷区)の懸案だった土地建物の追加取得では、東急不動産から1050億円での取得で合意した。立川店(同立川市)の土地建物も追加取得に向けた協議を開始、都心2店舗の賃料圧縮で収益向上を目指す。
高島屋はすでに、子会社を通じて新宿店と立川店の土地建物の一部を保有している。今回の合意で、新宿店は来年3月に土地の一部以外をすべて取得。立川店も約120億円を投じ、保有分以外を取得する。
高島屋では和歌山店閉店と新宿店などの土地取得により、合わせて約40億円の収益改善を見込む。