今春、オープンした「グランフロント大阪」。関西財界の活動が実を結んだ成果のひとつだ【拡大】
ある関西財界の長老はこう話す。「財界の活動は、地域の御用聞きと小間使いだ。フットワークを軽くし、汗をかくこと」。うめきた再開発では、国の支援を得るため、週に1回のペースで半年以上、省庁が集まる霞が関や永田町に通い詰めたことを振り返る。「提言だけで終わらず、行動に移す」(財界長老)ことが大事だとクギを刺す。
「日本最大の圧力団体」。かつて、来年に開港20周年の節目を迎える関空の建設では、東京の財界人らも巻き込んだ陳情攻勢で、当時の自民党幹事長からこう言わしめた関西財界。
特区構想の活用、規制緩和、リニア中央新幹線の開業など関西経済の浮沈にかかわる重要課題は多い。力技に期待したい。(内山智彦)