こうした“楽観ムード”は、みずほ銀が10月末に発表した社内処分からもうかがえた。この処分では、みずほFGの塚本隆史会長が銀行本体の会長は辞任したものの、みずほFGでは会長職にとどまった。社外からは処分の甘さを指摘する声が相次いだ。
そして26日、金融庁はみずほ銀に対し、信販会社オリエントコーポレーション(オリコ)との提携ローンで新規の融資引き受けを1カ月間停止する処分を命じた。みずほ銀の思惑を超えた「非常に重い処分」(みずほ銀幹部)に対するけじめとして、塚本氏は「責任を取りたい」と自ら辞任を申し出た。
26日の記者会見で「今回の問題は終結か」と問われた佐藤社長は、「(10月末の)業務改善計画はすべてやりきっており、反社会的勢力排除の対策はこれで完璧(かんぺき)にできた」と答え、迷走を重ねた一連の問題の幕引きをにおわせた。