今年11月に日本商工会議所の第19代会頭に就任した三村明夫氏は73歳だ。今春、岡村正前会頭に後を託されたとき「唯一の引っかかりは年齢だった」と言う。日商会頭の任期は2期6年が原則で「6年後に79歳になった自分がどうなっているか」と悩み、当初は1期3年で退くつもりだった。だが「人生の最後に日本の再生に寄与できる機会が与えられたことは男冥利(みょうり)に尽きるじゃないか」と考え直した。
経済同友会の代表幹事も務める前述の長谷川氏は望ましいリーダーの人物像について「楽観的で陽気な人がいい。トップがしんねりむっつり考えていると組織が沈んでしまう。リーダーはエナジー・ギバー(エネルギーを供給する人)であるべきだ」と話す。
経団連の米倉弘昌会長は「今年は安倍晋三政権のアベノミクスで、国際的に日本が注目を浴び、五輪の開催決定で加速した」と総括し、2013年の漢字を「明」と表現した。2014年は6月上旬に経団連会長も代わる。長いデフレのトンネルから抜け出しつつある日本経済をさらに明るい光の中に導くエナジー・ギバーが選ばれてほしい。