残業禁止の“逆張り”発想 内装業界の慣習に挑むMACオフィス (3/5ページ)

2014.1.12 07:15

MACオフィスの本社で社員と打ち合わせする池野衛社長(中央)=大阪市中央区

MACオフィスの本社で社員と打ち合わせする池野衛社長(中央)=大阪市中央区【拡大】

 こうして職人の頭の中にある知識を会社の共有資産として製品化し、販売する。池野社長は「メニューがない創作料理の状態の状態から、顧客にメニューを見せてどんな料理を食べたいかの状態へ誘導する」と説明する。

 同社によると、案件ごとのフルオーダーが定着しているオフィス内装、デザイン業界で、こうしたカタログによる“パターンオーダー”により設計、デザインを提供するのは初めてだという。

 これに近い事業モデルは、実は住宅業界では導入されている。住宅メーカーは早くからデザインをパッケージ化し、良質な住宅を大量に販売。池野社長は「オフィスデザインにこれまで、そうした発想がなかったことが不思議」と話しており、MACオフィスは平成26年春から提供を始める。

 MACオフィスはこの事業モデルを構築するため、新たに経験豊富なデザイナーらを引き抜いた。彼らは業界の「悪しき風習」を乗り越えてきた経験があり、同社は業務自体の改革に取り組んでいる。

社員教育を通じて一人一人に浸透させている

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