大丸松坂屋百貨店が実施したアンケートによると、今年は家庭用や自分用チョコの予算が下がるなか、本命チョコの予算は3001~5000円と答えた人が昨年の14%から30%に増加。「大切な人にはお金を使おうという意識が強まっている」(広報)といい、4000円以上のチョコの数量を2割増やして対応するという。
高島屋新宿店ではチョコと小物のセット販売で、客単価アップを狙う。「大切な人に贅沢(ぜいたく)を」をテーマに今年初めてバレンタインの特設売り場に専用のコーナーを設置。「キッチン男子」や「キレイめ男子」などに分類し、男性の特徴に合わせてチーズナイフ(6825円)や革のポーチ(1万6800円)などの小物を提案する。
店頭での商戦は今月下旬からが大半だが、すでにインターネット上の予約を受け付けている社も多い。