東芝は、国内自動車メーカーのEV向け電池などを供給しており、11年からEVバスの開発を本格化。昨年3月に港区と提携し実証実験を進めていた。
EVバスは1回の充電で走行できる距離が限られ、充電に時間がかかる。都心部は渋滞などがあるほか、夏場や冬場は空調による電池の消耗も激しく、商用運行のハードルが高かった。
開発したEVバスは国内メーカーの車両に、自社の電池などを搭載。従来の急速充電器の3倍のスピードで充電できる超急速充電技術なども確立した。1回5分程度でフル充電できるため、1日計100キロ以上の商用運行が可能になった。
バスは走行するルートや距離が決まっており、充電インフラの整備などの点でマイカーよりEV化しやすいとされる。
日野自動車など国内自動車メーカーも開発を進めている。東芝の商用運行でEVバスの普及に弾みがつけば、交通システムなども含めインフラ輸出の可能性も広がる。