ウエアラブル端末、スポーツ分野で加速 ソニーやアディダスなど (2/2ページ)

2014.1.21 06:00

 重さ約8グラム、直径約3.1センチ。直接身につける機器ではないが、同社の古海英之業務執行役員はウエアラブル端末商品群の一つに位置づけた上で、「もっとテニスがうまくなりたいという意欲がかき立てられる商品だ」と拡販に自信を示した。

 このほか、セイコーエプソンはランナー向けの腕時計型端末「リスタブルGPS」の販売を強化。昨年11月から順次投入している新製品4機種(同2万円台半ば~3万円台半ば)は、GPSの稼働時間を従来の14時間から30時間に拡大し、ウルトラマラソンなどにも対応。年間計3万台を売る計画だ。

 アディダス・ジャパンはサッカーやバスケットボールのプレー中の走行速度などを計測し、データの管理や分析に生かす「マイコーチ スピードセル」(希望小売価格6900~7900円)が好調だ。

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