日立造船有明工場で開かれた溶接技能コンクール。若手とベテランが火花を散らす=1月10日、熊本県長洲町(同社提供)【拡大】
優勝者には社長から直接表彰を受ける「社長賞」が贈られる。「優秀賞」「優良賞」もあるが、21年からは入社3年以内の若手のために「新人賞」が設けられた。「若手にこそ頑張ってほしい」と中村さん。
ベテランの技に若手が発奮
コンクールは毎年1月の鏡開きの時期、国内の工場で行われる。
事前に国内の主要4工場と子会社からおよそ130人がエントリーし、予選会を開催。ここで選ばれた約20人が本戦に臨み、出場メンバーには所属する工場の威信がかかる。溶接の競技だけに、まさに“火花を散らす”戦いだ。
競技は2部門。電気で発生させた火花を出す機械に鉄製ワイヤを送り込み、溶かして溶接する「半自動アーク溶接」と、火花を出す機械と溶接棒を持ち、両手を使って溶接する「TIG溶接」などで、年ごとに内容を変える。