NTTは28日、大規模災害時に短時間で公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」による通信を実現する通信復旧支援装置を搭載したワゴン車「ICTカー」を開発、2月から実証実験を始めると発表した。
富士通、東北大学などと協力して2年間取り組んできた研究開発プロジェクトの一環で、実験の成果を踏まえ1~2年のうちに通信事業者や自治体向けに実用化したい考えだ。
ICTカーから半径500メートルのエリアに設置した車載用ワイファイ基地局(4台収納)がそれぞれ半径100メートルのワイファイ通信エリアを確保し、避難所など4カ所でスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末で通話やデータ送受信できる。ICTカーを広域通信網と接続すれば、被災地以外の遠隔地とも通信できる。