かんぽ生命保険が4月に発売する新しい学資保険で、契約者が支払う保険料の総額に対する満期時に受け取る金額の割合(返戻率)を105%程度で調整していることが31日、分かった。既存商品より利回りは5ポイント以上高まる。全国2万カ所の郵便局という強力な販売網を生かし、2014年度の新規契約高を12年度比約4割増の30万件程度に増やしてシェアを現在の約3割から4割に引き上げる。
学資保険は子供の成長に応じ、教育資金を確保するための貯蓄型保険商品。返戻率が高い商品は受け取る額を増やしたり、保険料を割安に設定したりすることができ、売れ筋となっている。
一方でかんぽ生命の既存商品は死亡保障が手厚い分、返戻率が100%を下回り元本割れとなるケースがある保障型。民間生保が高利回り商品を相次ぎ投入し、かんぽ生命のシェアは01年の7割から落ち込んでいた。