“ガラス張り”会議室には縦割りを排し、社内の意思疎通をスムーズにする狙いがある。1カ所に幹部らを集めることで幹部同士が顔を合わせる機会が増え、部局をまたいだ課題解決を図ることができる。他部署の上司との交流も生まれる。
社内アンケートでは「報告や連絡、相談がしやすくなった」と感じる社員が約8割に達したといい、「『ガラス張り』での会議は意思決定の透明化も図ることができる」と、コクヨ広報コミュニケーション部の谷健次部長は説明する。
社員が働く姿を見る「ライブオフィス」として訪れる見学者も多い。斬新な同社のオフィスや仕事のスタイルは、顧客獲得の足がかりの役割も担っているのだ。
見せる職場でPR
昭和44年9月、大阪市東成区に完成した8階建てのコクヨ本社ビルは、世間の注目を集めた。各階を、入居した職種のイメージに合わせた色のオフィス家具で彩ったのだ。