3番目はオークションアプリを提供する「スマオク」。彼女のクローゼットが着なくなったブランドの服やカバンで埋め尽くされている様子から着想したというサービスで、簡単に開設できる。20歳以上の年齢制限、ブランド限定、24時間の時短オークション、手数料を払うと真がん鑑定や住所などを伏せた送付ができるといった、さまざまな特徴ををアピールした。ラボに参加したときには企画書しかなかったという同サービスだが、1万2000店以上がオープン、ユーザー数も急成長しているとのことで、auスマートパスにも掲載される予定になっている。
ステージには「スマオク」で販売されているブランド品を身につけた女性がファッションショーのように登場、「恋に仕事に忙しい女子を応援する」とアピールされた。
4番目の「PEDALRest」(ペダレスト)は、小さな遊休地を利用して自転車の駐輪場を設置し、場所情報をアプリ上で提供することで自転車通勤などの駐輪場問題を解決するというサービス。「まっすぐと寄り道が共存しているのが自転車。それをインターネットで拡張する」と紹介され、さまざまな場所に駐輪場が設置され、その情報をネットで手に入れられることで、駐輪場不足の問題を解決できるとした。
現在は都内の一部地域に情報を限定する形でアプリが提供されており、今後は月極での利用に加えて、時間貸しへの対応や、全国にサービスを拡大していく方針が示された。
プレゼンで最後に登壇したのは「Dr.Wallet」。家計簿をつけるアプリだが、レシートをカメラで撮影するだけで済むというサービスで、送信されたレシートの情報は150人のスタッフが人力でデータを入力するのが特徴。OCRなどと比べて高いデータ化精度が特徴で、食費や交通費などの分類もでき、グラフ化も含めて無料で利用できる。