マック１月の売上げが７カ月ぶりプラスに　キャンペーン新メニューが当たる

　日本マクドナルドホールディングスが７日発表した１月の既存店売上高は、同７日から実施中の「アメリカンヴィンテージキャンペーン」が奏功し、前年比３・４％増と昨年６月以来７カ月ぶりで上昇に転じた。価格が比較的高いキャンペーン商品の牽引で客単価が９・２％増と大幅に伸びた。

　一方、客数は５・３％減と９カ月連続のマイナス。昨年１０月以降の２ケタ減少は脱したものの、同社は「厳しさが続いており、新商品による話題作りなどで客足回復を図る」（広報）方針だ。