三越日本橋本店がシニア向け売り場で開催したカラーコーディネート講座=東京都中央区【拡大】
百貨店大手がシニア世代に向けた売り場作りを強化している。投資運用に積極的で、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の恩恵を受けた人が多い世代。教育費などの“必要経費”が少なく、4月からの消費税率の引き上げ後も消費意欲が落ちにくいと期待されている。
三越日本橋本店(東京都中央区)は5日、60代以上の女性を対象にした特設売り場を本館7階に設置した。社交ダンスの衣装や豪華客船の船旅で着るドレスなど、シニア層の趣味に特化した洋服やアクセサリーを重点的にそろえた。10日までの期間中、カラーコーディネートの講座なども開催される。
同店婦人営業部の小田島巧セールスマネジャーは「従来は目立ちたくないと考える人が多かったが、『自分が主役』の消費をする人が増えた」と指摘する。