東京証券取引所は14日、日立製作所、東芝、ソニーの中小型液晶パネル事業を統合した「ジャパンディスプレイ」の上場を承認したと発表した。上場予定日は3月19日。出資する産業革新機構にとっては、IPO(新規株式公開)で資金回収する初の事例となる。
同社は大手電機3社の事業統合により2012年4月に発足、約2年でのスピード上場となる。
公募増資などを実施し、価格は3月10日に決定する。1株1100円の値となれば、最大で約1700億円を調達できる。時価総額は数千億円規模の大型上場になる見込みで、市場は未定だが東証1部の可能性が高い。
同社は調達資金を千葉県茂原市や石川県能美市にある工場の生産能力増強などに活用する。