「失恋休暇」を制度化した理由 美容院経営のチカラコーポレーション (3/4ページ)

2014.2.16 07:00

チカラコーポレーションが経営する美容院の勤務風景。失恋しても休暇でリフレッシュ(同社提供)

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 やりがいのある会社像を

 失恋休暇の発案者は、西靖晃社長だ。同社は56人の社員のうち女性が約40人。西社長は「女性が多い職場なので、恋愛に対しての理解を会社が示すために作った」と振り返る。

 ただ意外にも、これまで同社で失恋休暇を取得したのは男性ばかりで、20代後半2人と30代1人。それも、3人とも離婚という。休暇を取得した男性社員の1人は「気分のリフレッシュだけでなく、離婚の手続きも大変だったので、この休暇はありがたかった」と語る。

 同社は、失恋休暇以外にも社員の勤務を助けるさまざまな試みを仕掛けている。

 例えば全店舗に電子ジャーを設置し、無料で毎日お米を炊いて食べられる「ごはん支給サービス」。見習い中の美容師は給料が少ないが、美容師のはさみや練習用の人形など、技術習得のために自腹を切らなければならない物品があり、どうしても食費を削りがちになる。この制度のおかげか、同社の社員が食費を削って健康を害したということは開業以来ないとか。

「美容業界で一番働きたい会社になることが目的だ」

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