■安全面では利点
グーグルのアンドロイドOSを搭載するスマホでは、初期設定でジーメールも使えるようになり、キャリアメールのように自動受信もできる。これと似たサービスは、アップル社のiPhone(アイフォーン)などで使えるiCloud(アイクラウド)メール、ヤフーメールなどがある。三上氏は「現段階のスマホでは、利用可能端末が多いジーメールが一番便利だろう」と話す。
「キャリアメールはいずれなくなるのでは」とみる三上氏だが、現状でも「安全性」の面で利点はあるという。無料で登録が容易なジーメールなどと比べ、キャリアメールは各キャリアが個人情報を確認した上で契約しているため、本人特定が確実だ。グーグルなどのクラウドサービス企業に個人情報を過度に預けることへの不安もある。さらに、スマホやパソコンはウイルス感染の可能性があり、メールの外部流出や不正アクセスを受ける恐れもあるが、従来型携帯電話でキャリアメールを使う分には、そういった心配はない。
三上氏は「どうしても漏れてはいけない個人情報はキャリアメールを使うという方法もある。携帯電話の機種やメールの内容に応じて使い分けるのがいいのでは」と総括している。