経団連の米倉弘昌会長は24日の会見でシンガポールで開かれている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会議について「日本が1歩も譲歩しないために決裂したとそしりを受けないよう、できる限りの力で交渉にあたってほしい」と日本の代表団に要望した。同会議を「政治的な決断が迫られている重要な会議で、TPPは日本の経済成長戦略の大きな柱にもなっている」と指摘したうえで「決裂はしちゃいけない」と強調した。
一方、先週末、シドニーで開かれたG20の共同声明に5年後に世界の経済成長を2%底上げする数値目標が盛り込まれたことには「非常に大きな目標で日本の経済界として歓迎する」と評価した。