パナソニックは24日、法人向けに頑丈な小型タブレット端末「タフパッド」を6月中旬から発売すると発表した。3メートル上から落下させても画面が割れないほど堅牢(けんろう)性が高いのが特徴。
雨で画面がぬれていても手袋をしたまま操作可能で、現場作業に適している。想定価格は約13万円。2016年度までに国内外で20万~30万台の販売を目指す。
タフパッドは、サイズが5インチとスマートフォン(高機能携帯電話)に近く手軽に扱え、高速データ通信サービスLTEや第三世代サービス(3G)回線で音声通話ができる。長時間バッテリーを搭載し、約14時間連続で駆動できる。
新製品は、2つの基本ソフト(OS)のタイプを用意した。米マイクロソフトの「ウィンドウズ エンベテッド8」搭載端末は6月中旬、米グーグルの「アンドロイド」搭載端末は8月下旬に発売する。