スペイン・バルセロナで2月24日始まった世界最大の携帯電話見本市で、ソニーが出展した新型スマホ「エクスペリアZ2」が来場者の関心を集めた。高解像度の4K動画が撮影できるなど最も得意とする映像・音響を進化させたもので「斬新ではないが、久しぶりにソニーらしい商品」(関係者)と評価も高い。
ライフスタイル自体を変えてしまった「ウォークマン」など、これまで『洗練されたカッコよさ』『ワクワク感』を形にした“ソニーらしさ”に世界が魅了されてきた。十数年来、「ソニーらしさが失われた」と言われるが、今回のスマホのように自社の強みに立ち返ることで「らしさ」を取り戻そうとしている。
液晶パネル受注回復
インドネシア・ジャカルタ。2月上旬、市内中心部の家電量販店「エレクトリック・シティ」をのぞくと、入り口にはサムスンの大型液晶テレビが並んでいた。シャープやパナソニックの商品は店内奥で、この配置は売り上げに応じて変化するという。