IHI、CO2対策で自転車シェアリング展開 中央線にも設置 (2/3ページ)

2014.3.10 05:55

 このうちIHIエスキューブがジェイアール東日本企画(東京都渋谷区)と共同で事業化したのが「Suicle(スイクル)」だ。JR中央線の武蔵境駅、東小金井駅に隣接した高架下のほか、近くにある東京農工大学に拠点を設置して計200台の自転車を配置した。

 JR東日本が発行するIC乗車券「Suica」を活用したシステムで、Suicaに会員証と決済機能を持たせた。一時利用は最初の30分が100円から、1カ月乗り放題の定期利用は2500円。

 Suicaをタッチするだけで簡単に自転車の貸し出しから返却、支払いまで行うことができる。近くには学校や公園が多いため「これから暖かい季節を迎えると利用者が飛躍的に伸びるはず」とジェイアール東日本企画はみている。

 大気汚染は中国固有の問題ではない。フィリピンでは年間を通じて呼吸器系の疾患が多く認められており、東南アジアで自動車やバイクの普及に伴う弊害が顕在化している。

IHIはすでに中国とベトナムにシステムを提案

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