1月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比1・3%プラスと8カ月連続で上昇。求人の増加や賃上げといった雇用・所得環境の改善を通じ、物価は「上昇が加速する」と述べ、平成27年春ごろの2%の物価上昇目標の達成に自信を示した。
ただ、昨年10~12月期の実質GDP(国内総生産)改定値が下方修正され、平成25年度の日銀見通しの2・7%のGDP成長率は達成が困難な状況だ。このため市場の一部では追加緩和への期待が高まっている。
これに対し黒田総裁は「目標とする2%の物価上昇率の道筋が困難であれば躊躇(ちゅうちょ)なく調整する」としながらも、「生産、所得、支出の好循環に変化はない」とし、下振れリスクは存在しないとの認識を示した。