【キングスカイフロント 始動する次世代研究拠点】(4-3) (2/3ページ)

2014.3.14 05:00

多摩川沿い北側から見たiCONの外観パース。国内外のトップ機関が集う「アンダー・ザ・ワンルーフ」体制で研究開発が進められる

多摩川沿い北側から見たiCONの外観パース。国内外のトップ機関が集う「アンダー・ザ・ワンルーフ」体制で研究開発が進められる【拡大】

 --iCONの役割は

 「ナノ医療技術を使った製品の開発を、研究から製品化まで迅速に行う。iCONは複数の大学と複数の企業が参画する日本初の研究体制をとる。互いのもつ技術を持ち寄れば、新しい発想や効率的な開発が可能だ。現在、バイオ医療分野はめまぐるしく変化しており、次々と新しい製品や技術が生まれている。世界と競争するためには、次の技術が追い付けないスピードで開発・改良をする必要がある。iCONでは、産学問わず誰もが製品化までの全過程に携われるように、設備を共用化するなど風通しのよい環境を整備する。また、技術偏向の研究に陥らないために世界の医療ニーズを調査する部門もつくる。これまでは『基礎研究』と『応用研究』が分かれていることで研究者がニーズをとらえきれず、それぞれの分野で技術だけが先行していた。ニーズに合わないオーバースペックな製品を作っても意味がない。医療ニーズをきちんと把握したうえで、基礎・応用一体になった研究開発に取り組んでいく」

 ◆地の利生かす環境整備を

 --空港に近い立地も魅力だ

 「海外では利便性を考えて研究機関が空港のそばに立地しているケースは多い。研究者は打ち合わせや商談をしてすぐ次の目的地に向かう。世界を飛び回る研究者にとって羽田空港に近いキングスカイフロントは絶好の場所だ。また、物流面でも利点は大きい。iCONから生まれる製品は小さくて高付加価値なため、航空機で輸送しても十分にコストに見合う。こうした地の利を最大限に引き出すためにも、羽田空港とキングスカイフロントをつなぐインフラの整備は急務になる。橋を架ける計画が進んでいるが、時間がかかるようなら地下に動く歩道を設置して人が往来できる環境整備をすぐにでも始めてほしい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!