3月31日に始まる「噺家が闇夜にコソコソ」(フジテレビ系、月曜深夜0時10分)【拡大】
■各局、深夜帯に力
深夜番組の強化も今回の改編の特徴だ。
フジテレビは深夜0時以降、35歳以下のプロデューサーやディレクターが主体となって企画や編成を行う「真夜中の編成部」がスタート。話題のニュースを「噺(はなし)」に仕立てて語る「噺家が闇夜にコソコソ」(月曜深夜0時10分)などを放送する。ツイッターや交流サイトのフェイスブック、テレビとスマートフォンなどを同時に使うセカンドスクリーンを活用した企画や、動画配信も積極的に展開する。
TBSは月~木曜午後11時53分に「テッペン!」をスタート。内容は、予備校講師の林修さんが進行を務める情報番組や、体験型クイズ番組「リアル脱出ゲームTV」など。テレビ朝日は今年で26年目の「ビートたけしのTVタックル」を月曜午後11時15分に移転。月~木曜深夜0時15分から、坂上忍が進行役の「坂上忍の成長マン!!」(仮題)など4番組を放送する。
テレ朝の平城隆司編成制作局長は「昔は夜11時以降の番組は若い人向けだったが、今は年配の人も積極的に見るようになり、ターゲット層が広がっているため」と深夜番組に力を入れる理由を説明する。