◆肩へのフィット感を維持
「3Dショルダーパッド」は三日月状にカーブした独特の形状だが、人の肩の形状に沿って包み込むように接することで、荷重が一点に集中することなく肩全体で支えることができる。パッド裏面のステッチはジグザグに入っているが、これも、さまざまな体形に対応するほか、歩行時のねじれに追随して肩へのフィット感を維持するための工夫だ。
さらに、通常はカバーが掛かっていてみることはできないが、パッド内部にはループ状のテープが内蔵されており、2本のベルトがこのテープを介して接続されている。一本のベルトでは、歩行時の揺れがパッドに伝わってずれる現象を抑えることが難しかったが、可動式のループテープを介して接続することによって、ベルトの揺れが直接パッドに伝わることが抑えられ、歩行時のずれを軽減することができた。
◆電子機器を守る耐衝撃性
誤ってバッグを落としたときの衝撃から高価な電子情報機器を守るために採用されていたのが、タイカ社のシリコーン系衝撃吸収剤「αGEL」だ。2センチメートルの厚さの「αGEL」に、18メートルの高さから卵を落としても割れないという耐衝撃性を持っており、既に、ラゲージ「プロテカ」シリーズのキャスター部分に採用されている。この衝撃吸収材をPC収納ポケットの底部に配置することで、従来品に比べて落下時の衝撃を8分の1に抑えることを実現した。
使い勝手の面で注目されるのが、筆記具や手帳、スマートフォンなどさまざまなビジネスツールを収納するポケットが取り付けられている。ただ、これらの収納ポケットに細々したものを入れると、どこに何を入れたか分からなくなることも少なくなかった。「エースジーン EVL-2.5」は、ジッパーを開けたときに、ポケットが開いて内部が見やすくなり、中身を確認して容易に取り出せるよう細やかな配慮もされている。