■優良中小企業3000社を中小機構がセレクト
--技術情報を紹介するサイトは他にもあるが、「J-GoodTech」がもつ特徴、マッチングのポイントは
「買い手のニーズを踏まえたマッチングができることだ。全国の優良なものづくり中小企業3000社を中小機構がセレクトし、買い手である大手メーカーなどが必要とするニッチトップやオンリーワン技術などを持つ優良企業に関する情報を発信していく。その上で買い手からのニーズや抱えている課題などの情報を優良中小企業に限定して発信ができること、これを受けた優良中小企業が課題解決に向けた提案ができるなど、買い手側にとっても売り手側にとってもメリットがある仕組みが最大の特徴といえる。Web上では複雑な操作をできる限り排除し、見やすく分かりやすい構成にしたほか、動画情報や絞込み検索など、随所に工夫した画面展開で分かりやすい閲覧ができる。オープン当初の言語は日本語と英語の2カ国語だが、今後、アジア各国の言語にも対応していく。多言語化を図ることで、新興国を含めた海外企業に向け、日本の中小企業の優れた技術を積極的に紹介していく方針だ」
--中小機構はどのように中小企業をセレクトするのか
「当面の目標を3000社とした。スタート時の4月は1000社だが2年以内に目標数を達成する。もちろん目標数はあくまでも当面であり、これで終わりではない。紹介できる優れた技術力がある中小企業を発掘して社数は増やしていく。セレクトするのは中小機構の職員と大手メーカーなどで豊富な経験を積んだ専門家だが、全国の地域本部を動員しベンチャー企業や小規模事業者も対象にして優秀な技術をピックアップしていく。対象とする業種は鋳造、鍛造、メッキ、熱処理などの加工技術、設備・装置メーカーなどが中心だ。中小企業版の“ミシュランガイド”になることを目指したいと思っている」