陰り否めぬ日産「ゴーン神話」 “独り負け”浮沈の鍵握るルノーとの一体運営 (2/4ページ)

2014.4.3 06:08

日産自動車の主な業績と順位

日産自動車の主な業績と順位【拡大】

 11年6月に打ち出した経営目標「日産パワー88」では、収益力を示す売上高営業利益率と世界シェアを17年3月期までに8%に引き上げることを掲げた。しかし、折り返し地点となる14年3月期の営業利益率は4%台の見通しで、世界シェアは6%台にとどまる。

 停滞感否めず

 目標発表時にゴーン社長は「多大な努力が求められるハードルの高い経営計画」としたものの、他社の営業利益率が軒並み6%に高まる中で日産の停滞感は否めず、同社幹部も「結果は弱い」と出遅れを認める。

 現状維持からの脱却には「リコールの増加や米国でのインセンティブ(販売奨励金)の多さといった問題が要因」(アンディ・パーマ副社長)といった課題の解決とともに、「聖域なしの改革」が欠かせない。その象徴としてゴーン社長は昨年11月、日産パワー88の停滞を理由に当時の志賀俊之最高執行責任者(COO)を副会長に退かせる更迭人事を断行した。

野心的な取り組みがもくろみ通りの成果を生めば営業利益率の大幅改善が見込める

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