日産自動車の主な業績と順位【拡大】
苦境の中でも、ゴーン社長は日産パワー88の旗を降ろす気配をみせていないのはなぜか。「仏ルノーとの提携関係の強化が大きな成果をもたらすと見込んでいるため」(自動車業界関係者)とみられる。
7割に共用部品
今月1日に立ち上げた新体制では日産とルノーの研究開発、生産技術、購買、人事の4部門を一体的に運営。従来と比べ、16年までに関連コストを年間で43億ユーロ(約6170億円)引き下げるという野心的な取り組みがもくろみ通りの成果を生めば営業利益率の大幅改善が見込める。
今後、両社の工場を状況に応じて相互に活用する機動的な態勢をとるとともに、共通化した部品を組み合わせて生産する車種を、18年をめどに全体の7割に高める計画だ。
最近は少なかったヒット商品が生まれたことも目標継続を支える要因となっている。