松坂屋銀座店の跡地などに建設する複合施設について記者会見したJ・フロントリテイリングの山本良一社長(右から2人目)、森ビルの辻慎吾社長(同3人目)ら=2日、東京都千代田区【拡大】
J・フロントリテイリングと森ビルなどは2日、昨年6月に閉店した松坂屋銀座店(東京都中央区)跡地と近隣地域に2016年11月、商業施設とオフィスの入った複合施設を開業すると発表した。J・フロントは施設に百貨店の出店を計画しておらず、施設名は「松坂屋」を使用するかを含め、今後検討する。
施設は地上13階地下6階で高さ約56メートル、延べ床面積は約14万7900平方メートルで銀座地区では最大規模。地下2階から地上6階までと、13階の一部を商業施設とする。商業施設以外では地上7~12階と13階の一部をオフィスとし、地下3階には観世能楽堂が入る。
2社のほかに住友商事とルクセンブルクに本社を置く不動産開発投資ファンドを加えた4社が共同で開発・運営にあたる。J・フロントの山本良一社長は会見で「質やサービス、施設管理などで百貨店のDNAを受け継ぎながら挑戦する」と話した。