讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」などを運営するトリドールは3日、米国に新業態の日本食ファストフード店「トーキョー ベントー」を展開すると発表し、ロサンゼルスで1号店をオープンした。日本食ブームを背景に、主食やおかず、ソースなどを客自身が選んで弁当に仕上げる仕組み。3年後に100店舗を目指す。
主力メニューは米国でも人気の高い照り焼きチキンで、1食6~8ドル(約620~830円)で販売する。白米や玄米、サラダなど4種の主食と、チキンやリブロースなどのおかずを1枚のプレートに載せ、ソースや副菜も選べる。
新業態店は、トリドールが昨年買収した現地企業がフランチャイズで運営する。トリドールは2011年から「丸亀製麺」の海外展開を始めており、タイや中国など10カ国・地域で約60店を展開している。