インド政府は今年2月に策定した暫定予算で、不振が続く自動車市場の救済策として物品税の減税を盛り込んだが、期待したほどの効果は得られていないのが現状だ。
そんななか、ホンダは昨年4月、同社としてはインド市場で初となるディーゼルエンジンを搭載したコンパクトセダン「アメイズ」(排気量1500cc)を発売。最低で約52万ルピー(約88万円)からという低価格戦略も消費者に受け入れられた。これを起爆剤にホンダはシェアを伸ばし、12月までに約5%とアメイズ発売前の約2倍となった。
また、今年1月には世界戦略車のコンパクトセダン「シティ」を発売し、アメイズに続く成功を収めている。3月単月の同社の新車販売台数は前年同月比83%増の1万8426台で月間の過去最高を更新。うちシティが9518台、アメイズが7374台と2車種で約90%を占めた。