富士重工業は15日、2015年にも米ボーイング向けの航空機部品工場の新設を検討していることを明らかにした。次世代大型機「777X」に用いる主要部品を製造する。設備投資額は100億円を超える見通し。
愛知県半田市の半田工場の隣に建設する。ボーイングとは現在、契約の最終調整を行っており、締結後に着工準備に入る。
生産を見込むのは主翼と胴体とをつなぐ基幹部品の「中央翼」や車輪の格納扉など。半田工場では現行の大型機「777」向けに中央翼などを年間約100機分生産しており、将来的には同規模の受注を目指す。
半田工場の従業員は約600人で、中型機787の中央翼も製造している。今後、777向け生産は縮小していく見通しで、その人員の一部を新工場での777X部品製造に振り向ける方針だ。