平成26年度の国内販売戦略を説明する日産自動車の片桐隆夫副社長=18日午後、横浜市(田邉裕晶撮影)【拡大】
日産自動車は18日、平成26年度の国内販売シェアについて、前年度比約1ポイント増の13%台半ばを目指す計画を発表した。消費税増税で需要が低迷するなか、5月にも資本提携先の独ダイムラーから調達する2千ccターボエンジン搭載の高級スポーツセダン「スカイライン」を発売するなど、新型車効果で販売をテコ入れしたい考えだ。
日産は25年度、三菱自動車との共同開発で軽自動車に本格参入した効果により国内販売シェアは0.2ポイント増の12.6%と前年度の5位から4位に順位を上げた。